皆様こんにちは。
夏前なのに、なんでだろう蒸し暑い。そんな東京中野からお伝えする夏のお天気情報とチューダー新作情報です。
2022年、今夏は猛暑!?ラニーニャ現象が心配!
ラニーニャ現象とは南米ペルー沖の海面水温が通常よりも低くなる現象だそうです。
ラニーニャ減少が発生すると大気にも影響を及ぼし、世界各地で気圧配置などがいつもとは違った状態になり、
雨や雪の降りやすい場所や、風の吹き方、気温などが変わるそうです。残念ですが…今年は猛暑を覚悟しましょう!
チューダーの新作、ブラックベイプロ
画像引用元:https://www.tudorwatch.com/ja/watch-family/black-bay-pro
2022年のウォッチーズ&ワンダーズで発表された、チューダーの新作は5本です。
今回ご紹介するブラックベイ プロは当店にも在庫がございますので、GMT機能を備えたありふれたモデルですが、39mmケースという微妙なサイズ感。レトロなデザインと手頃な価格が魅力です。
私個人の好みにより、先ずはレザーとラバーライニングによるハイブリッドストラップのモデルをご紹介致します。
尚、ブラックベイプロに関しては、当店にはハイブリッドストラップタイプが新品1本と未使用に近い中古が1本。ブレスレットタイプの新品が1本ございます。下記に商品ページへのリンクがございます。
(2022年6月7日時点の在庫数となります。タイミングにより品切れの際はご容赦下さい。)
ブラックベイフィフティエイトと同じく、39 mm のSS製ケースにポリッシュ&サテン仕上げが施されています。
おなじみのドーム型風防、つや消し文字盤。原色を多用するロレックスとは正反対ですね。色味を抑えた飾り気の無い地味な時計です。しかしそれこそが、このブラックベイプロの良さです。
公式にはレザーとラバーライニングによるハイブリッドストラップと明記されていますが、表面にレザー感は希薄です。裏面はラバー感強めのラバー。安っぽさが無く、オールシーズン使えそうです。
特徴的なインデックスですが、セラミックスとルミノバを混ぜた夜光塗料を採用しているそうです。
針とインデックスの夜光塗料は若干クリーム色で、ストラップの糸の色もこの色に合わせたモノとなっています。芸が細かい。
H.モーザーがストリームライナーの針に同系統の素材使用していますが、そちらとはまた異なる素材みたいです。
暗闇で夜光を見てみました。色の加工はほぼ行っていません。いかがでしょう、結構キレイですよね?
安心のケニッシ製ムーブメント搭載
画像引用元:https://www.tudorwatch.com/ja/watch-family/black-bay-pro
搭載するケニッシ製ムーブメントCal.MT5652は、COSCクロノメーター認定を取得しています。
今世代の特徴として磁気に強く、約70時間というロングパワーリザーブを実現しています。使い勝手の良い、自動巻きムーブメントです。GMT機構は時針を単独で調整可能なタイプです。時間を合わせてしまえばGMT針を動かすことなく、タイムゾーンの移動に対応出来ますよ。
高い巻き上げ効率を誇り、ショックに強いフリースプラングテンを採用した高級機と言えます。
余談ですが、ケニッシと言えば、チューダーとムーブメントを共同開発しているメーカーです。ロレックスグループの根拠地であるスイスはル・ロックルに、共同の時計製造工場を建設するほどの関係です。
尚、ケニッシの株主の中には、ジュルヌやシャネルと言った大手も存在します。
因みに同じくケニッシからムーブ提供を受ける、シャネルのGMTモデル H3101は定価 1,039,500円でパワーリザーブは42時間です。単純に比較は出来ませんが、ブラックベイプロのコスパ、恐るべしですね。
最後に他のバリエーションもご紹介!
M79470-0001 ブラックベイプロ ブレスタイプ
画像引用元:https://www.tudorwatch.com/ja/watch-family/black-bay-pro
M79470-0002 ブラックベイプロ ファブリックストラップタイプ
画像引用元:https://www.tudorwatch.com/ja/watch-family/black-bay-pro
ブレスタイプのブレスレット部分に関しては、従来のブラックベイフィフティエイトと同様です。安定感がありますが、上級者の方にはやはり、ハイブリッドストラップタイプやファブリックストラップタイプがオススメです。
個人的にはチューダー製の他モデルのような、カーフストラップを合わせて外してみるのも良さそうだと感じました。