皆さん、こんにちは!
時計メーカーの新作発表のシーズンですね(^^)
そんな時計ファンには嬉しい季節ですが、オメガとスウォッチさんから斬新なコラボウォッチが発表されました!!
出典:https://www.swatch.com/ja-jp/homepage (スウォッチジャパン)
スウォッチ グループ ジャパンは、腕時計ブランド「オメガ」と「スウォッチ」のコラボレーションモデル「バイオセラミック ムーンスウォッチ」を発表しました。スウォッチの腕時計として11モデルが3月26日に発売されます!!
販売は一部スウォッチストアのみで行なわれるそうです^_^
クオーツ式腕時計ではありますが、昨年の新作スピードマスター等と同じく、ケースは径42mm。
全色価格はそれぞれ33,550円です!!
もう一度! 33,550円!! これはお買い得ですね!!
オメガの「スピードマスター ムーンウォッチ」のデザインをクロノグラフのスウォッチで再現しており、どの名もムーンスウォッチ! 太陽系を構成する11の星々をテーマとし、豊かなカラー・デザインでラインナップされております。
文字盤にはオメガとスウォッチのロゴを併記。ケース形状やサブダイヤルのデザインといったスピードマスターの特徴は大切に受け継ぎ、目盛りのドットオーバー90といったマニアックな部分まで、古参から新規ファンまで楽しませる腕時計となっております。
え?「ドットオーバー90」ってなんぞ??
初代スピードマスタープロフェッショナルにも採用されていたドットオーバー90に関しては、昨年のスピードマスタープロフェッショナルで復活したオリジナル要素です。
タキメーター上90の横ではなく、ドットが斜め上なんです。
より初代の雰囲気をお楽しみ頂けるようになっています。
こういった細かな意匠により、スピードマスターらしい雰囲気もお楽しみ頂けるようになっています。
その他、リューズにはオメガロゴとスウォッチロゴがデザインされています。
太陽系の惑星(冥王星を含む)に太陽と月を加えた11の星がテーマという事もあり、多様な色を配したケースと文字盤は個性が溢れ出しており、一本に決める事は難しそうですね。
私は5本くらい欲しいです…。この価格なら、彼女や奥様とペアなんて事も十分可能です!
各色それぞれ個性あり、デザイナーチームのセンスの良さが伝わりますね。ほんとに可愛いです(^^)
出典
https://www.swatch.com/ja-jp/homepage (スウォッチジャパン)
https://www.swatch.com/ja-jp/mission-to-mercury-so33a100/SO33A100.html
スウォッチは時計界のパイオニア
時計界に様々な風も吹かせてきたスウォッチ。安価なラインアップを中心にしつつも、スイス時計としての芯は変わりません。デザインだけではなく、度々革新的な製品も生み出しています。
最低でも100個のパーツが必要といわれる機械式自動巻き時計をたった51個のパーツで実現しシステム51。最近ではプラスチックを植物由来のバイオプラスチックに置き換えた1983コレクションの発表が注目されました。
新技術を開発し、時代に即した腕時計を採用し、新世代のスタンダードを提案していく。
これがスウォッチの魅力だと思います。
バイオセラミックってなんぞ?
実は昨年、スウォッチはバイオセラミックの時計を発売しているんです。
ストリート感漂うビッグボールドシリーズというモデルです。
47mm径のビッグフェイスは陰影に富んだ立体的な構造が特徴で、全体はワントーンでデザインされています。
ちなみに価格は税込16000円前後から展開されております。
バイオセラミックのベースにあるのは、2020年に発表されたバイオ由来プラスチック。
これはトウゴマの種から抽出した自然由来の素材から作られているそうで、バイオセラミックはそこにセラミックを混ぜ合わせ、形にしたモノとなります。
バイオセラミックの素材は3分の2がセラミック、3分の1がバイオ由来プラスチックです。セラミックといえばメリットは軽く、傷がつきにくいことです。しかしその半面、衝撃に弱く割れやすいという弱点も有しており、ラフに扱いたい普段使いの腕時計としては気になる点です。
ところが、バイオ由来プラスチックを合わせると弾力性が得られ、耐久性も高まるのがこのバイオセラミックなんです。セラミックならではの耐傷性は維持しつつも、外装のメンテナンスがほぼ必要無いんです。マットでサラッととした質感も、これまでのプラスチック時計ではあり得ないアドバンテージです。
出典:https://www.swatch.com/ja-jp/c-white-sb03w100/SB03W100.html
SDGsというキーワードが今後の時計界を変えるかも
スウォッチは2021年末までに、このバイオセラミックを主要コレクションに採用する方針を打ち出していました。
SDGsというキーワードが叫ばれる昨今、時計メーカーもサスティナブルを意識したプロダクトを行う必要がありますね。
そういえばカルティエも林檎の皮を使用したストラップを採用しましたし、ブライトリングは外箱の素材を見直し、大きさ自体もコンパクトに変えて輸送コストを軽減という動きがありました(^^)
それでは最後に、今回のムーンスウォッチの各色をご紹介致します!
MISSION TO THE SUN
MISSION TO MERCURY
MISSION TO VENUS
MISSION TO EARTH
MISSION TO THE MOON
MISSION TO MARS
MISSION TO JUPITER
MISSION TO SATURN
MISSION TO URANUS
MISSION TO NEPTUNE
MISSION TO PLUTO
それにしても斬新、それにしてもお買い得なムーンスウォッチ。
昨年ロレックスが文字盤の色のみ変えたオイスターパーペチュアルを展開し、プレミア化していますが、それを嘲笑うかの様なムーンスウォッチ。
これはニコラス・G・ハイエック(今は院政状態ですが)の今の時計業界を斜めにみるような、なんとなく強い意思を感じます。(個人の意見です)
そういえば…シャネルは2000年にブラックのJ12を発売し、その3年後に大変な苦労をしてホワイトのJ12を発売しましたね。
ムーンスウォッチは素材へのアプローチを変えて色んなカラーが展開されているので、時代は変わったな…と思う私社員Oでした😂
オメガ ムーンスウォッチサイトhttps://www.omegawatches.jp/stories/joint-mission-launch-bioceramic-moonswatch
スウォッチ ムーンスウォッチサイトhttps://www.swatch.com/ja-jp/home