【GS】モチーフは季節と自然!美しい「杪夏」モデル新入荷!

  • 投稿日:2023年06月01日

こんにちは、中野ブロードウェイの時計専門店「れんず」です。

今回は本日入荷&アップいたしました、グランドセイコーのお時計「SBGW285」にスポットライトを当てていきたいと思います。

見てください。端末によっては黒く見えるかもしれませんが、ダイヤルもストラップもグリーンです!
しかもこちら、ダイヤルもストラップもとぅるとぅるです。
こんな艶やかなグリーン、一体どこのブランドが何をモチーフにしたら表現できるのでしょうか。

セイコー グランドセイコー エレガンスコレクション メカニカル 杪夏(びょうか) グリーン SBGW285

答えはこちらです。
グランドセイコーによる、「杪夏」モデル。それがこちらのお時計の正体です。
雫石の工房にて作られた手巻きムーブメント「9S64」を搭載しています。

SBGW285の商品ページ: https://www.renzu.jp/shopdetail/000000006505/ 

杪夏ってなに?

タイトルからずっと気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんね。
杪夏(びょうか)とは、「夏の終わり、晩夏」のことをいいます。
がこずえ、終わりという意味を持つ漢字だそうですよ。

夏が終わる頃、深い緑に染まる植物たち。次第にひんやりとした空気を感じ始める季節。
公式ページによれば、雫石の夏は短く、八月下旬には既に秋の気配を感じられるのだとか。
涼しくなってきた頃の雫石、ぜひ行ってみたいですね。

出典: https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgw285

雫石?

グランドセイコーは岩手県の雫石という場所に工房を構えています。
この雫石とは、自然に囲まれた美しい場所です。
「雫石は季節感に溢れる場所」とのことで、実際に自分の五感で四季の流れを感じながら時計製造に努めることができるというわけですね。
ちょっと作業に疲れてきて外に出れば、穏やかで美しい景色と綺麗な空気があるかと思うともう最高です。


出典: https://youtu.be/Ebf-rKQLEEE

行きたいですよね。私もそう思います。
そんな人の為に、リアル工房見学ツアーが用意されています。

雫石工房:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/studio-shizukuishi/

しかし、やはりというか流石というか、予約はなかなか取れないようですね。
予約取れなかったけど中を見てみたい!という方や、ちょっと岩手は遠すぎ×という方には、バーチャルツアーもございます。解説文・動画と共に工房を巡ることができる現代ならではのツアーですね。

画像:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/studio-shizukuishi/virtual_tour 

ちなみに、長野県の塩尻にも工房を構えています。
こちらの信州工房は、スプリングドライブを完成させた場所でもあります!

信州工房:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/worldofgrandseiko/Manufacture/shinshuwatchstudio 

 

さて、すっかり脱線してしまいましたが、今回取り上げた杪夏モデルには仲間がいます。
それが「季春」「暮秋」「晩冬」です。
 

 

画像: 
季春 https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgw283
杪夏 https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgw285
暮秋 https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgw287
晩冬 https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgw281

季節の移り変わりを表現した4本

季春(きしゅん)は春から夏、杪夏は夏から秋、暮秋(ぼしゅう)は秋から冬、晩冬(ばんとう)は冬から春を表現したモデルです。
四季を愛する日本のグランドセイコーだからこそのラインアップだと思います。素敵!

暑くなってきたところに吹き抜けていく爽やかな風をイメージした季春の淡いブルー。
暑さが和らぎ、どんどん深まっていく緑を全身で表現した杪夏の濃いグリーン。
生い茂っていた葉が紅く色付き、順々に土へと還っていく暮秋の深いレッド。
雪が溶けだし、暖かい光が差し込んでくるような柔らかいゴールド。

素敵ですね!正直プリキュアや戦隊ものを想像しましたが、とっても良いです。好みです。

ものすごく余談ですが、以前オメガのシーマスターで「黒い!!」と記事を書きました。
オメガブラックとして、いつもは近くにいないけどピンチの時助けてくれる!みたいなタイプのキャラとして仲間入りできるかもしれません。

 以前書いた黒いオメガの記事: https://renzu.sasssaai1.net/column/blackblack/

二十四節気シリーズ

二十四節気という、4つの季節(春夏秋冬)をさらに細かく6つずつに分け、1年を24つに区分する暦のようなものになぞらえたシリーズも展開があり、こちらも高い人気を得ています。
春分のような馴染み深い節気から霜降のようなあまり日常的には聞かない節気まで、まだまだ24全ての節気をモチーフにしたモデルは出ていないものの、今後もどんどん増えていくかと思います。このような分かりやすいコンセプトがあるの、良いですよね!私はとっても好きです。
いつか24全ての節気モデルをグランドセイコーが発表したら、その時は「二十四節気全モデル紹介!」みたいな記事も書きたいですね。

ちなみに、季春~晩冬は二十四節気に含まれませんのでご注意ください。

二十四節気シリーズ:  https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/62gs/24sekki/

以前、別のスタッフがグランドセイコーの文字盤について記事を書いていました。
https://renzu.sasssaai1.net/column/grandseiko/

機械式時計のダイヤルは様々な技術や素材によってあらゆる美しさ、面白さを表現することができます。
ブランドによっても違う表現方法、使い方があって、見ていて非常に面白いですね!

これからも色々気になったことを取り上げていきたいと思います。よろしくお願いします!

NY

このブログをシェアする