新型デイトナ発表後の116500LN相場はどうなる?忖度抜きの勝手な感想と予想

  • 投稿日:2023年04月15日

2023年3月27日のWatches&Wondersでは、事前の予想通り!?ロレックスファン待望のデイトナの新作が発表されました。

画像出展:https://www.rolex.com/ja

弊社のブログでも一挙にご紹介をさせていただいております。

2023年発表の新作時計ブランドまとめ

そこで気になるのは新作発表後の旧型の価格の動向となりますよね。個人的にはあまり好きなネタではないのですが、各素材ごとに発表後からの動向を見てみましょう。

5年ほど前から以前にも増してお客様からの「上がるのか?下がるのか!?」という質問を良く聞かれるのですが、それっぽい事を語る店員の方も多いですが、正直相場というのは読み切ることはできません!個人的には「わかりません!」としかお答えすることができないですし、責任も持てないのでその様にしかお答えしておりません😅

ただこれだけは言えますが、モデルによって勢いは違えど、ロレックスの特にスポーツ系は廃盤になると価格が上昇するのは常となっているのは間違いありません✋サブマリーナー、エクスプローラー系は比較的流通量が多いのでジンワリ上がるという傾向が強いですね。

では本題のデイトナですが、116500LNは126500LNと酷似する点の多いが多いのですが、次世代ムーブメントへの切り替えが続く時期、そして60周年という節目の年を迎えたとは言え、たった6年という短命に終わるのは珍しいので、タマ数も少ないことから価格が上昇する可能性は非常に高いと思われます。

116500LNホワイト文字盤の価格推移

発表後から上昇傾向です。

どなたでも見る事のできる価格ドットコムの価格推移グラフが解り易いので参考に見てみると、発表日の3月27日時点での最安値は4,860,000円、4月14日時点での最安値は5,350,000円となっております。発表から一週間ほどは最安値は落ち着きを見せていましたが翌週から徐々に上昇を始めたった三週間で490,000円上昇しております。

画像出展:https://kakaku.com/

4月14日には弊社にも2023年4月の保証書が付く未使用品が入荷してきましたが、設定価格5,380,000円で即完売となりました。発表前は市況が良くなかったという理由もあり、デイトナの割に安い価格推移が続いていました。決して市況が良くなったとは言えない現状ですが、そこは廃盤となったという事もあり上昇傾向へと転じています。

116500LN発表間も無くの頃、おそらく日本最速で買い取りした時の価格が確か150万円くらい、即撮影してもらい設定売価170万円くらいで掲載したと記憶していますが、もう爆速で旅立っていきました!「え?!売れちゃうのかよ!」とびっくりしたのも記憶に新しいところです。たったこの7年で3倍以上とはデイトナ人気恐るべしですね。当時は世界的にみてもステンレスモデルは日本と一部のロレックスファンしか注目していなかったのに、今や最も注目されるのがステンレスモデルなので仕方ないですね。

116500LNブラック文字盤の価格推移

次にブラック文字盤の価格推移というと、ホワイトとは全く異なります😵

ブラックはほぼ現状維持

表の通り3月27日時点の最安値は4,180,000円で、4月14日時点では4,199,850円と上昇は2万円弱と微々たるもので、ホワイトとは全く動きが異なります。116520まではブラック人気が圧倒的でしたが、116500LNの誕生以降の人気は大逆転しています。ホワイト文字盤の様に上がり幅は少ないですが、上がる可能性は十分に秘めています。そこで買いやすい価格帯で推移するブラックも狙い目ではないでしょうか。

ロレゾール116503の価格推移は?

ロレゾールいわゆるコンビモデルの動向はどうでしょうか。ブラック文字盤を参考に見てみましょう。

ロレゾールもほぼ現状維持

3月27日時点での最安値は3,540,500円、4月14日時点の最安値も3,540,000円と変動がありません。ロレゾールはまだまだ様子見と行ったところですね。新作が流通を始めると動きは変わると思いますが、更に下がる可能性もありますし、現状維持という見方もありますね。

ホワイトゴールド 116509の価格推移は?

一番人気とも言えるスチール&ブラックを参考に見てみましょう。

ゴールド系もほぼ現状維持

3月27日時点の最安値が6,829,850円、4月14日時点では6,900,000円と約7万円弱上昇しました。これは上昇したというか最安店舗で成約に至り2位の店舗様の在庫が1位になったと思われます。昨年末位からほぼ同額程度で推移を続けているので、ロレゾール同様にしばらくは現状維持といったところでしょうか。もしくは新作の流通が始まれば下がってしまう可能性もございます。

要注目のプラチナモデル116506は?

ロレックスのオイスターケースモデルとしては初のバックスケルトンモデルが発表されたプラチナ素材のデイトナ。

最上位素材のプラチナにのみ採用されるアイスブルー、チェスナットブラウンカラーのセラクロムベゼルという、他と一線を画す特別仕様にはやはり注目を集めることでしょう。

プラチナは上昇、しかし今後は…

一番人気はやはりステンレスなのでしょうが、このバックスケルトンという特別感のあるプラチナモデルも大きな注目を集めていることでしょう。ではディスコンとなった旧型の推移はいかがでしょうか。

そもそも在庫を持っている店舗様が少ないのですが、3月27日時点の最安値は17,800,000円、4月14日時点では19,500,000円と170万円上昇しました。ただ感覚的にいうと特別感のあるバックスケルトン式の新型の方が注目は高まりそうですし、将来的には上がることになると思いますが、現状維持かしばらくは上昇は微々たる程度となる傾向が強い気がします。

総括

前述の通り正直なところ価格推移は読み切れません。本国のメーカーの方々は長い準備期間から3月末の新作発表も終え、暫し身体と心を休めたのち、各国へのデリバリーが開始されることと思います。新作が流通するのは例年通りならおそらく5月半ば以降から6月中旬の間といったとことでしょうか。

新作の流通価格次第で旧型も大きく影響を受けそうですが、旧型のステンレスモデルについては当面の間は価格は上昇する可能性が高いのではないかと思います。ロレゾールやコンビはその人気以上に価格が上がり過ぎてしまった感が否めませんし、新型が流通すればもう少し落ち着いてくれそうな気がします。

ランダムシリアルとなった2010年以降はPシリアルやZシリアルが最終シリアルというのは今はもうないので、2次流通市場で狙うのであれば2023年発行で出来るだけ4月以降のギャラが付属するものでしょうね。

新型についても流通当初はお祝い相場的にかなりの高額となると思いますが、しばらくすれば落ち着きを見せると思います。ただしステンレスに関してはこの市況であっても高値維持を続けそうですね。

実は要注目はコレなのでは!?

実は2023年新作で要注目モデルはこのオイスターパーペチュアルかとも思っています。かなり短命でディスコンとなりそうですし個人的には実使用向けとしてかなり欲しい。

【速報】2023年 ロレックス 新作 異端デザイン?オイスターパーペチュアル セレブレーションモチーフ

ということで、予想下手の倉本のデイトナ今後の予想ブログでした。正直本当に相場の動向はわかりませんので、上がることもあれば下がることもある、その点あらかじめご了承をお願いいたします😭

このブログをシェアする