オーデマピゲのアイコン的コレクションと言えば、1972年に誕生したロイヤルオーク。
ロイヤルオーク誕生20周年を記念した1992年、エマニュエル・ギュエ氏のデザインにより誕生したロイヤルオーク・オフショア。
1992年頃と言えばメンズモデルでも35ミリ前後が主流の時代、その驚異的な大きさと厚みから当時の時計界としては懐疑的に受け入れられました。
40ミリオーバーも今となっては普通(もしくは小さい)のサイズとなり、現代のトレンドを作り上げたモデルとも言える先駆的で革新的なコレクションだったと言えます。
今やダイバーやクロノグラフなど多くのラインナップが展開されるブランドのフラグシップコレクションとなりました。
こちらはオフショアクロノグラフ生誕25周年を記念し、2018年に発表された記念復刻モデルです。
その初代オフショアクロノグラフを彷彿とさせるデザインで、ケースとブレスレットにブラックセラミックを採用した新作を見てみる事にしましょう。
Ref. 26238CE.OO.1300CE.01 ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ
画像提供:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak-offshore/26238CE.OO.1300CE.01.html
ロイヤルオークの特徴とも言える8角形のベゼルのビス、各針や各スケールを除く部分にはブラックのセラミックを採用。
スポーティーになり過ぎる感もあるブラックですが、鏡面とヘアライン仕上の組み合わせにより高級感も兼ね備えている印象です。
ロイヤルオークの文字盤と言えば格子柄でワッフルの様なデザインが特徴的なタペストリーダイヤル。
最近のオフショアでは大きめのメガタペストリーが採用されていますが、初代モデルでは小さめのプチタペストリーが採用されていました。
今新作では初代で採用されていたプチタペストリーダイヤルになります。
ロイヤルオークの特徴とも言えるのは、ベゼルやラグまたブレスレットの鋭い仕上げも挙げられます。
新品の状態を見た事がある方にはお判りいただけると思いますが、本当に触れたら切れちゃうんじゃないの!?という位の仕上げには惚れ惚れしてしまいます。
ステンレスやゴールド素材などはポリッシュする事でこのソリッドさが無くなってしまう事もありますが、傷にも比較的強いと言われるセラミックであれば半永久的に保ち続ける事が出来ますね。
ケースバックからの写真はありませんでしたが、ムーブメントはフライバッククロノグラフCal.4404を搭載しています。
発表されたばかりで、まだ情報が乏しく発売時期などは一切未定の様です。
国内定価もまだ正式に決まっていないようですが、スイス定価を2月3日現在で日本円に換算すると10,450,000円となるようですね。
スイス定価だとCHF74,000強と言ったところでしょうか。
——————————————————————
商品詳細
型番:26238CE.OO.1300CE.01
希望小売価格:10,450,000円(正式には未定)
素材:セラミック
ケースサイズ:42mm
ムーブメント:自動巻き フライバッククロノグラフ Cal.4404
発売予定:未定
——————————————————————
全身ブラックで統一されたロイヤルオークオフショア。
セラミック素材って好みが別れるところですが、金属とは違うあの着けた時のひんやりとした温度感や重量感とか、個人的には結構好きです。
まだまだ定価も発売時期も解らないことも多いようですが、これからたくさんの情報がアップデートされる事でしょうね。
ただ人気過ぎるロイヤルオーク系ですので、容易くは手にする事はできそうにないのが悲しい所ですね💦
オーデマピゲ商品一覧はコチラ
2023年新作発表をまとめたブログはこちらから