解説!ウブロの型番
ブログをご覧の皆様、こんにちは!中場です。
れんずでも、人気の腕時計「ウブロ」。時計好きであれば誰もが知る高級時計ブランドですね。
コラボモデル・限定モデルに力を入れているブランドですので、モデルの種類も多岐にわたります。
そんなウブロの腕時計、型番(リファレンスナンバー) を見るだけで詳細が分かることをご存じでしょうか。
今日はその見方を解説します。
ウブロの型番:法則
ウブロの時計の型番は「421.NX.1170.RX」のように、数字とアルファベットが並んでおり、ドットで区切られています。
最初の数列がモデル名、2番目のアルファベットがケース素材、3番目の数列が文字盤、4番目のアルファベットがストラップの種類を表しています。
①シリーズ・モデル名
1桁目の番号でシリーズ名。 その後に続く番号でバリーション、サイズなどの情報が分かります。
3:ビッグバン
301➡ビッグバン 44mm
341➡ビッグバン 40mm
311➡アエロバン
322➡ビッグバン・キング
etc
4:ビッグバン(自社ムーブメント搭載モデル)
411➡ビッグバン・ウニコ 45mm
441➡ビッグバン・ウニコ 42mm
401 or 402➡ビッグバン・フェラーリ
414➡ビッグバン メカ-10
451➡ビッグバン・インテグラル
471➡ビッグバン・ウニコGMT
etc
5:クラシック・フュージョン
511➡ クラシック・フュージョン 3針 45mm
510➡ クラシック・フュージョン 3針 45mm ブレス
542➡ クラシック・フュージョン 3針 42mm
548➡ クラシック・フュージョン 3針 42mm ブレス
565➡ クラシック・フュージョン 3針 38mm
561➡ クラシック・フュージョン 3針 38mm クォーツ
568➡ クラシック・フュージョン 3針 38mm ブレス
581➡ クラシック・フュージョン 3針 33mm クォーツ
582➡ クラシック・フュージョン 3針 33mm 自動巻き
585➡ クラシック・フュージョン 3針 33mm ブレス 自動巻き
521➡ クロノグラフ 45mm
520➡ クロノグラフ 45mm ブレス
541➡ クロノグラフ 42mm
540➡ クロノグラフ 42mm ブレス
516➡8デイズ パワーリザーブ
525➡アエロ・フュージョン
515➡クラシコ・ウルトラシン
517➡アエロ・フュージョン ムーンフェイズ
550➡オーリンスキー 3針
526➡クラシック・フュージョン フェラーリGT
etc
6:スピリット・オブ・ビッグバン
601➡スピリット・オブ・ビッグバン 45mm
641➡スピリット・オブ・ビッグバン 42mm
614➡スピリット・オブ・ビッグバン メカ-10
647➡スピリット・オブ・ビッグバン ムーンフェイズ 42mm
665➡スピリット・オブ・ビッグバン ムーンフェイズ 39mm
etc
7:キングパワー
701➡キングパワー・ウニコ
771➡キングパワー・ウニコ GMT
731➡キングパワー・オーシャノグラフィック
etc
9:MP(マスターピース)
901➡MP-01
902➡MP-02
・
・
・
・
911➡MP11 パワーリザーブ 14デイズ
912➡MP12 キー オブ タイム
etc
②ケース・ベゼルの素材
1桁目がケース素材、2桁目がベゼル素材や色を表すアルファベットが2文字はいります。※特殊なモデルなど下記の法則と異なる場合があります。
1行目:ケース素材
S➡ステンレス
N➡チタニウム
C➡セラミック
H➡ホワイトセラミック
E➡ブルーセラミック
G➡グリーンセラミック
F➡グレーセラミック
Q➡カーボン
P➡ピンクゴールド
V➡イエローゴールド
O➡キングゴールド
M➡マジックゴールド
T➡プラチナ
L➡パラジウム
J➡サファイアクリスタル
Y➡ カーボンファイバー&テキサリウム
2行目:ベゼル素材
X➡ケースと同素材
M➡ブラックセラミック(ヘアライン入り) or マジックゴールド
I➡ヘアラインなどの加工無し(マット仕上げ)
B➡ブラックセラミック(艶あり) or ブラックカラー
E➡ホワイトセラミック or ホワイトカラー
Q➡カーボン
F➡レッドセラミック
U➡フェラーリ専用セラミックベゼル
K➡タングステン
T➡タンタル
J➡ カーボンファイバー&チタニウム
L➡ブルーカラー
Y➡イエローカラー
G➡グリーンカラー
R➡レッドカラー
N➡ブラックカラー
etc
➂文字盤
3番目の数列は文字盤の種類を表します。
基本的に4桁の数字が用いられ、色や素材や機能によって異なる数字が使われます。
※特殊な文字盤に関しては一部アルファベットが使われます。ビッグバンが発表された初期のデザインの文字盤の場合は、3桁表示になっています。
1桁目➡文字場色
2桁目➡文字盤素材や、スモールセコンド、パワーリザーブなどの機能
3桁目➡インデックスの色・種類
4桁目➡マイナーチェンジ回数・バリエーションナンバー。
※0から始まりマイナーチェンジやバリエーションが増えるごとに増えていきます。
④ベルトの種類
基本はアルファベット2文字で表しています。色や素材の組み合わせによって、ストラップやブレスレットの素材を表しています。
1桁目のアルファベット(表素材)
G ➡アリゲーター(ビッグバン系)
L➡アリゲーター(クラシックフュージョン系)
N➡人工レザーやファブリック素材
V➡カーフ
W➡人工スエード(アルカンターラ)
R➡ラバー
etc
2桁目のアルファベット(裏素材など)
X➡表側と同素材(2桁目のみで使用)
R➡ラバー
W➡ホワイトラバー
G➡グリーン
T➡スケルトン(クリアカラー)
etc
⑤外装の装飾、限定モデル
モデルによっては、5番目があります。外装にダイヤモンドをセッティングしたモデルや、限定モデルを表す場合に入ります。ダイヤセッティングなどの外装仕上げの場合は【数字のみ】。限定モデルの場合は、【アルファベットと数字】の組み合わせとなります。
この場合、型番の5番目に3桁〜4桁の数字があてがわれます。
まとめ
4つまたは5つの数列とアルファベットの組み合わせで作られたウブロの型番には、いろんな意味が隠されていましたね。
覚えきるのはなかなか難しそうですが、、、
是非お手に取ってみてください。
では、中場でした。