エルメスとは?
フランス/パリのマドレーヌ寺院界隈で馬具工房として始め、その後自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの革製品に事業を始めたことによります。
現在でも馬具工房に由来するデュックとタイガーがロゴに描かれています。(オレンジのショップ袋のマーク)
デュックは四輪馬車で、タイガーは従者のこと。
主人が描かれていないのは「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という意味が込められています。
バーキンが作られた由来
1984年、第5代社長のジャン=ルイ・デュマ=エルメスが、航空機の機内でたまたまイギリス出身の女性歌手ジェーン・バーキンと隣合わせになり、彼女がボロボロの籠に何でも詰め込んでいるのを見て、何でも入れられるバッグをプレゼントさせてほしいと申し出たエピソードに由来します。
実際にジェーン・バーキンが使うとこんな感じ。
バーキンのサイズ展開
25/30/35/40/45
基本的に5カウント。
サイズの見分け方は、底辺の右から左の大きさになります。
昔も今も人気サイズは、25/30です。
ただ、25サイズは必要最低限の荷物しか入らないので、一番使い勝手の良いサイズは30かと思います。
また、バーキンは女性用とは限りません。
最近では、当店にお越し頂くお客様の中にもバーキンをお持ちの男性をお見掛けします。
国内の男性で有名な方ですと、千場義雅さんがバーキン35を色違いで使っていますね。
干場さん、、、格好良い。
エルメスバッグにあるアルファベットとは?
昔のバッグは、フロントにあるストラップ(クロア)の裏側、今現在はバッグ内の左側にあるアルファベットや数字の刻印は、製造年やアトリエ、職人番号とされています。
因みに、枠組がない[S]がない理由としてソルド品(アウトレット品)の扱いになるのでありません。
エルメスの素材
40種類以上!
その中でもバーキンによく使われる素材は、
・トゴ:ある程度のハリ感があり、程良い艶感。中に物を入れなくても自立します。
・トリヨン:比較的柔らかくバッグの大きさによっては、自立しなく倒れちゃいます。マットな質感で高級感がある。
・ヴォーエプソン:型押し素材なので、傷に強いのと型崩れしないのが◎
・ボックスカーフ:硬さはダントツ◎ツヤ感◎高級感◎ただ、傷が目立つのと、色によっては汚れが目立つ。
・スイフト:ある程度のハリ感があるものの、表面がツルッとしている素材なので傷、汚れが目立ちます。
人気カラー
何と言っても定番はブラック
入手困難ですが、年齢層関係なく根強い人気のエトープ
↑がちょっと濃いなぁって思ったらトゥルティエールグレイ
春先に持ちたいローズリップスティック
夏と言えばやっぱブルージーン
ゴールドカラーに替わって今熱いのはビスキュイ
次回はケリーを紹介したいと思います。 HT